オーストラリア永住ガイド

国際結婚カップル7割が日本で出会っている

yuri
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実はこのサイト、「国際結婚」「永住権」などでウェブ検索してたどり着いてくれる人も多くて、日本にいる知り合いにも「どうやったら日本に住みながら外国人と結婚できるの?」ってよく聞かれるから、国際結婚と日本での外国人との出会いについての記事を書いてみることにしたよ。

私と夫も日本で出会って国際結婚していて、私の場合は、婚活アプリで相手の条件に「外国人」と選択して、あえて外国人に狙いを定めて出会ったよ(笑)。もともと外国人と結婚したかったっというよりも、婚活で失敗に失敗を重ねた結果、視野(ターゲット?)を広げて結果的に国際結婚に至ったという感じ。その個人的な体験談と経緯については後の方に書いているから、興味があったら見てみてね。

70%が日本国内・30%が海外で出会っている

日本の国際結婚カップルは全体の3-4%なんだとか。オーストラリアに住んでいる私の周りの国際結婚カップルは基本的にオーストラリア人パートナーのいる日本人女性が多いのだけど、実はそれって日本人の国際結婚データから見るとマイノリティらしいのよね。統計的には約70%の人が日本国内で出会っていて、残り30%が海外で出会っているそう。意外と海外出会い組が少ない印象。で、都市部のほうがもちろん出会いのチャンスは多い傾向。実は海外に行かなくても外国人との出会いのチャンスって転がっていたり?自分で作れたりするってことだよね(笑)

日本人の国際結婚カップルの出会いの場は?

職場や仕事関連:約30-40%

友人や知人の紹介:20-30%

留学や語学学校:約10-15%

マッチングアプリやオンライン出会い系:約10% ←私コレ

国際交流イベントやパーティー:約5-10%

SNSやオンラインコミュニティ:約5%

日本で外国人に出会ってみたい!という人に


私達は日本のマッチングアプリでサクッと出会ったから興味ある人がいれば。

外国人を国別検索できるおすすめの婚活アプリ

婚活・恋活・再婚活マッチング【マリッシュ】会員募集/R18 【女性無料・男性¥4400/月】

マリッシュ(marrish)』は外国人ユーザーを検索する機能が充実していて、国別に指定も可能。40代以上や再婚同士の出会いの場としてカップル成立が高く真面目な出会いを求める人の割合が高いことが特徴だそう。実際に婚活アプリを使ってみて思ったのは、条件検索ってすごく出会いの効率がいい!条件や相性が良くなさそうって思う人は最初から弾けるのがいい。

カジュアルな出会いには外国人ユーザーの多いTinder(ティンダー)なんかも有名。オーストラリアでも使っている人が多いよ。こちらは婚活というよりはデート相手を探す気軽なアプリっていう感じ。もちろんそれで結婚した人も周りにはいるけど、”結婚よりもまずは出会いたい人”向け。

ただし、どのマッチングアプリでも、詐欺には注意を。あまりに見た目や収入が良すぎたりいい話すぎるのはロマンス詐欺の可能性、日本人なら誰でもいいみたいな遊び感覚、投資詐欺やマルチ勧誘などには注意を。アプリ内でのやりとりの方がLINEや連絡先を教えて外部でやり取りをするよりも安全と言われているよ(アプリに通報システムがあるから)。あと「最初に会う時はぜひ人目の多い場所で昼間に」をモットーに楽しく安全な出会いを♪

気軽に会える婚活パーティー/街コン

一度に沢山の人と出会えるのが婚活パーティー/街コン。出会う人数ならアプリより沢山会える。人と会うのが苦にならない人、直感で「この人好み!」というのが分かっちゃう人には婚活パーティもおすすめ。パーティ後にも2人でとかグループで一緒にお茶したりもできるのがいいよね。あと、体験型のハイキングやものづくり体験、料理体験なんかは緊張しやすい人にも良いし、自分のやりたい体験があれば、婚活って気合い入れなくても高尾山ハイキングとか江戸切子グラス作りとかなら普通に休日のアクティビティみたいな感覚で楽しめるのも嬉しいよね。

シャイだったり初対面の人との会話が苦手な場合は、友達と一緒に参加してみたり、飲み会系よりも体験型のものに参加してみるのがいいかも。人と会うのが苦痛の人は婚活パーティは疲れるからあまりおすすめしないよ。参加するパーティごとに当たり外れもあるから、パーティ慣れしている人とかは「今日は当たり/ハズレ」とか言っていたりする(笑)。私は5回くらい参加して、マッチングアプリと違って条件で相手選べないから「私にとってのハズレの日」がやっぱり存在したし、結局カップル成立しても実際にデートに行った人は一人だったかな。とりあえず気軽な気持ちで一度雰囲気を見に行ってみるのも良いかも。

PARTY☆PARTYで結婚しよう!  参加料金は参加するパーティによって違うよ。

恋愛とか性別とかいいから、日本で外国人の友達つくりたい

婚活や出会い目当てというよりも、英会話できる外国人に出会いたいという人には、ドリンク片手の英会話カフェなんかも手軽だと思う。英語圏に住んでいても、日常英会話って話題が豊富で色々な意見に触れられて刺激になるし、自分の中の当たり前の価値観が覆されたりするのも醍醐味。英語で友達つくりにこういう気軽な場を利用するのも良さそう。

英会話の練習にって思うと通い放題ってとても魅力的だよね。同じカフェでなんとか同じ人と話すのもいいだろうし、毎回違うカフェで違う人と話したらそれも英語力もグンとあがるし。出会い目的でないのも安心だし、次に日本に一時帰国したら私も参加してみたい。

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私の婚活から国際結婚まで【体験談】

一応私の自分の体験談を書いておくね。改めて言うのも恥ずかしいんだけど、20代後半から結婚願望があって、26歳の時から2年以上婚活していたの。最初は合コン、婚活パーティ、婚活アプリなんかを色々試して。バリバリ働きながらもけっこう真面目に婚活してた(笑)。

東京で出会ったインド人と結婚する

婚活の末に、婚活アプリで出会った12歳年上の人と半年同棲までしたんだけど結局上手くいかなくて、28歳の時に「世界の中で半分は男の人なんだから、何も日本人男性に絞ることなくない!?」という開き直りのもと、外国人指定で婚活アプリを初めて会ったのが、一人目がフランス人、二人目がインド人(今の夫)だったんだよね。で、意気投合してめでたく29歳で付き合って、うちの親の「うちの娘と結婚したい外国人なんて、違う目的あるんじゃない?怪しい…。」をサクッと交わして半年で婚約、1年後の30歳で結婚、現在結婚12年目…。うちの場合は両家ともに国際結婚に抵抗がなく、私以外はみんな英語が話せたし、宗教でも揉めなかったから比較的ハードルは低めだった。でも家族は内心「すぐに別れるだろうけど一度とりあえず結婚したらいいんじゃない。」くらいのノリだった感じもしたよ(笑)。

オーストラリアの永住権狙いで結婚?

オーストラリア在住で国際結婚の我が家。「オーストラリアの永住権がある。」っていうと、「オーストラリア人と結婚したから永住権取れたんでしょ?ラッキーだね!」みたいに言われるんだけど、実は違うんだよね。うちの場合は、そもそも夫と日本で出会った時には彼はインド人で、結婚して「オーストラリアいい国だよ、移住する?」という私の提案からオーストラリア移住。彼の会社の支店がメルボルンにあったから、異動という形で会社がスポンサーしてくれて、ビジネスビザ→オーストラリア永住権→夫は更に市民権を取得してオーストラリア人に国籍変更。だから、オーストラリアの永住権狙いで夫と結婚したっていうわけでは全然なくて。むしろ日本で外国人と出会いたいっていうシンプルな好奇心から始まって、結果的にお互いに第三国のオーストラリアに移住したという国際結婚でも恐らくちょっとめずらしいパターン。あと、後から知ったんだけど、日本にワークビザで来ている外国人は収入が高いことが多いらしいよ(日本人の給与水準以上でないとビザがおりないから)。特にIT系。そしてもちろん外国人マインドで給与交渉や転職を積極的にするから、私の知っている人たちはだいたい年収が10年で2.5〜5倍くらいに上がっているよ。なんだかその界隈だけ別世界で年収が上がっていっていて羨ましい。

永住権については別の記事にまとめたから興味があったら読んでみてね。

外国人に出会うなら都会の方がチャンスが多い

私たち夫婦は東京で出会っているんだけど、東京でシングルの外国人たち、こぞって六本木のバーとかに行くんだよね。六本木は多国籍の外国人だらけ。あと、西葛西はインド系のIT職のだらけ。外国人が集まりそうなところにあえて出ていくっていうのもいいかもしれない。夫と出会った後は彼にくっついて毎週末六本木のスポーツバーとか行っていたよ。ナンパ目的の男性もいるから女性の場合は気をつけてね。地方でも外国人が集まりやすい場所とかがあれば覗いてみてもいいかも。海外で出会って結婚するよりも、日本にいる外国人と結婚するほうが日本文化や日本語への理解が深くて結婚後の衝突も少しはマシなような?気のせいかな?

本当に国際結婚したい?【Yuriおばちゃんのおせっかいアドバイス】

ここまで国際結婚について書いておきながら水をさしてしまうけど…。自分が国際結婚したから言えるんだけど、国際結婚ってけっこう大変。本当に色々乗り越えてまで国際結婚がしたいのか一応考えてみてからパートナー探ししてみてもいいかも。余計なことだと思いつつ、おばちゃんだから気になって、一応ね…。

相性や価値観はすり合わせられるけど…

相性とか価値観とか文化の違いとか。そういう夫婦間ですり合わせられるようなことではなくて、国際結婚にはもっと現実的な問題があるよ。一番重要なのは「何のビザでどの国に滞在するのか」。ここがクリアーできないとそもそも一緒の国に住めない。あとは「将来どの国に住むのか」「海外に住むなら実家に帰る費用が膨大」「宗教」「親との同居やの介護どうするか」「そもそも両家の親から結婚を賛成してもらえない」「海外で仕事が見つからない・母国のキャリアを失う」「結婚という文化がなくて一生パートナー(欧米圏はパートナーも結婚同様の扱いの国が多い)」みたいなやつ。私も現在進行形で上記のビザ問題以外全部心配としてつきまとっているよ。親が倒れたりしたら駆けつけるだけでも最短でも24時間くらいかかる…親が高齢になるとすごく心配だよ。国際カップルは価値観の違いがあったりしても、「文化の違いだからしかたないな。」で深く追求せずにお互いの違いを認めてスルーする?ポジティブな面もあるのも特徴かも。逆に追求しすぎて深みにハマる人もいるけどね。

そのストレス、見合ってる?

大抵の場合は夫婦どちらかの母国に住むことになり、言語の違いとか文化の違いでどちらかが我慢を強いられたりストレスを抱えながら生活するケースもあるよね。で、特に永住権とかをパートナービザで取る場合にはスポンサーしてもらう方の立場が弱くなっちゃったり(実際にそのせいでDVに繋がるケースもあるよ)。相手の国に移住したために母国のキャリアを失ったり。海外で滞在国の言語が話せないと収入も低くなるし。でも逆に海外生活を楽しむタフな人も多かったりする。結果論だし考えすぎは良くないんだけど、だから、そういうのも含めてOK!なのか先に一応考えておくのもいいかも。でも、まあ、スポンサービザ取った周りのカップルもほとんどは幸せに暮らしているし、そもそも、好きになっちゃったら一緒にいることを止められないかもしれないけど♡

国際カップルにつきまとうビザ問題

日本に住んで日本人として暮らしていると滞在ビザについて考えることはないんだけど、国際カップルや国際結婚カップルにとってはビザが最大の問題。ビザがないとそもそも海外に滞在できないから、常にお互いのビザ込みで計画を立てるのが国際カップル。だから、出会って初めの頃にビザのステータスを確認するっていうのが一般的。だって、出会ってすぐ「ビザが切れるから来月母国に帰国する。つきあったら遠距離恋愛になるよ。」って言われたら、多分それでも付き合いたい人と最初から付き合わない選択する人がいるよね?だから、お付き合いの前にビザのステータス(何のビザで来ているのか)と期限を確認しておこう。別に「あなた、何ビザでいつまで日本に滞在するつもり?」なんてダイレクトに聞かなくても「どうして日本に来たの?いつまでいる予定?」みたいに聞いたらだいたい相手が教えてくれ事が多いよ。濁されるなら逆に日本の結婚ビザ狙いもチャンスもゼロではないかもしれないし。あと、宗教も聞いておくと尚良し。それと、母国で結婚していて現地妻(遊び相手)を探している外国人もいるから、念の為、相手の情報は多いほど良いよね。

あと反対に、パートナーの国で出会った場合、ビザが無いと滞在できないから、「将来性的にも長くつきあっていきたいから、パートナービザのスポンサーの可能性を含め一緒にいれる方法を検討していく前提でつきあって。」って最初の頃に言っておくのは悪いことでもなんでもないと思う。だって、ビザがないと滞在できないわけだし、パートナービザはそもそもカップルが一緒にいるための手段として取得するわけだから、何も後ろめたいことなんてないよね。

まとめ

わたしたちは婚活アプリで奇跡的に続いているけど、正直、自分たちでもびっくり。「離婚だー!」って何回なったことか(笑)。「どうやって出会ったの?」っていう旅行先のアメリカ入国官の質問に「マッチングアプリ」って答えて怪しまれた頃が懐かしい。極論は、パートナーがどこの国籍であれ、出会った場所がどこであれ、続くカップルは続くし続かないカップルは続かない。国際カップルはビザで苦労することがあるだけの違いってことだと思う。安全第一で、自分の直感を信じて突き進んでみてね♪最後まで読んでくれてありがとう♡Yuri

ABOUT ME
Yuri
Yuri
メルボルンガイド
在豪10年、オーストラリアの情報通。「今やりたいことをやる」をモットーにビクトリア州の山に暮らすアラフォーママ。Webマーケティングコンサル・ゲストハウス運営・情報サイト運営・不動産投資など、ライフステージに合わせた生き方を模索中。2016年からGoogle認定ローカルガイドとして活動。地元民目線のお勧め観光スポットやお店情報も発信していきます。
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