アボリジニは差別用語?
オーストラリア連邦建国は1901年と、国としての歴史が200年ととても浅い国です。でも、オーストラリア先住民の人たちは、既に6万年という長い歴史を持っています。現代ではそんな歴史を日常生活で垣間見ることが少なくなってきています。それでも、オーストラリアに暮らす上で少しでも知識をつけ、オーストラリアの先住民への敬意を払うよう心がけたいと思っています。
先住民に関する重要な知識
・アボリジニ(Aborigine)は差別用語とされ現在ではアボリジナル・ピープル(Aboriginal peoples)を使うのが一般的です。
・アボリジナル民とトレス海峡島民(Aboriginal and Torres Strait Islander peoples)をあわせた先住民の総称をIndigenous AustraliansまたはFirst nationsあるいはIndigenous Peoplesという。Indigenous=先住民
・オーストラリア先住民はアボリジナルの人たちだけではなくトレス海峡島民も含まれる。
Acknowledgement of Country(アクノリッジメント・オブ・カントリー)
オーストラリアでは、先住民に対する敬意を表するためのAcknowledgement of Country(アクノリッジメント・オブ・カントリー)という声明があり、集会やイベントの際に土地の伝統的所有者であるアボリジナルやトレス海峡諸島民に敬意をすことが一般的です。公共施設や企業の公式サイトなどにも敬意が表明されています。こちらは近所の小学校のエントランスに掲示されているAcknowledgementです。気を付けてみると意外と色々なところにあるので知っている方も多いかもしれません。
I acknowledge the Traditional Owners of the land on which we are meeting. I pay my respects to their Elders, past and present, and the Aboriginal Elders of other communities who may be here today.(私たちが集うこの土地の伝統的所有者の方々に敬意を表します。また、過去と現在の長老、そして本日ここにおられるかもしれない他のコミュニティのアボリジ ナルの長老の方々にも敬意を表します。)他にも様々な言い回しのバーションがあります。
オーストラリア先住民文化を体験できるトラベル本
オーストラリア先住民の歴史や文化に触れられる一冊。オーストラリア国内のどこでいつ先住民のお祭りや体験等ができるか知ることができるトラベルガイド。2021年に最新刊の2版も発売されているのでそちらのURLも貼っておきます。Amazon PR
まとめ
海外で暮らす一因として、滞在国の文化を尊重できる人でありたいと思います。先住民の6万年の文化を食から紐解いた記事も書いたので良かったら見てみてくださいね。ぜひまたオーストラリアガイドを覗きにきてくださいね。Yuri
オーストラリアで暮らす全ての人に読んでほしい「初心者向けお金の本」
Amazonで8000件の口コミ・評価4.8のベストセラー本。 “The Barefoot Investor” – Scott Page著。あえて日本語訳するなら”裸足の投資家”。初心者向けのお金の本で、普段のお金の使い方・持ち家賃貸・投資・年金制度がスルスルとわかっちゃう良書。実は私がオーストラリアで友達に借りて初めて読んだ本。オージーにお金の本でおすすめを聞くとまずこの本をすすめられるよ。作者のオーストラリア愛が溢れていて、私はこの本を読んですぐに自分の枕をちょっと良いオーストラリアブランドの枕に変えたよ←読んだ人だけがわかる(笑)良かったらAmazonでチェックしてみてね。お値段以上の良書です。
Audible新規メンバー加入なら無料で読み放題↓