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暮らし

オーストラリアの4大スーパーマーケット

yuri
記事内に商品PRを含みます

皆のお買い物事情が知りたい、ということで、2025年の年始に、メルボルンガイドというInstagramアカウントで「皆どこで買い物をする?」というアンケートを取ってみました。結果はWoolworths:41%、Coles:34%、ALDI:20%、マーケット(市場):5%でした。改めて、オーストラリアのスーパーマーケットについて調べてみましたので、良かったら買い物の参考にしてみてくださいね。

1. Woolworths ウールワース(ウーリース)

青いリンゴが目印国内最大級のスーパー

本社所在地: シドニー、NSW

特徴:オーストラリア最大級のスーパーマーケットチェーン。生鮮食品、日用品、家庭用品などの幅広い商品を取り扱っています。環境に配慮した取り組み(プラスチック袋廃止や再利用可能なパッケージの推進)を積極的に実施。オンラインショッピングと配達サービスも充実。プライベートブランドシリーズにはOrganic商品も豊富な品ぞろえで、スーパーでOrganic系の商品を買うには個人的にウ‐リースが一番。

2. Coles コールス 

赤&白いロゴが目印

本社所在地: メルボルン、VIC

特徴:Woolworthsに次ぐ規模のスーパーマーケットチェーン。「品質の高い商品をリーズナブルな価格で提供する」ことをモットーにしています。独自ブランド商品の品質が高いと評判。環境保護や地元農家との提携を重視。1/2 price(半額)が目玉のスーパー。ただしプライベートブランド以外は安売りを前提に定価設定している感があり、もともとの定価はやや高めの印象。

3. ALDI アルディ

青系ロゴが目印

本社所在地: シドニー(オーストラリアの運営拠点)NSW。元々はドイツ発祥の企業ですが、オーストラリア全土で大きなシェアを持っています。

特徴:値段の安さに特化したディスカウント型スーパーマーケットで定価が安い。店舗のレイアウトがシンプルで品数も限定的で大手2大スーパーよりも店舗サイズは小さめ。その分時短で効率的な買い物体験を提供しているのも特徴。自社ブランド商品の割合が高く全体的に価格が安い。自社ブランドのクオリティも高く、アルディ派の人はアルディでしか買い物しない印象。逆に一般的なオーストラリアブランドやインターナショナルブランドの取り扱い数が少なく、ブランドにこだわるよりも安く美味しいものを手軽に買いたい層に圧倒的に人気。ざっと見の印象で、定価でも2割くらい大手のウ‐リースやコールスよりも安く買える感じ。(私はずっとコールス派だったけどあまりに値段が上がりすぎて、最近アルディへの乗り換えようと色々商品を試しているところです。)

4. IGA (Independent Grocers of Australia)アイジーエー

赤と白&黒のロゴが目印

本社所在地: ミッチャム、VIC

特徴:独立した地域密着型のスーパーの集まり。各店舗が独自の運営をしており、地域ごとに特色ある商品を提供。地元の農産物や特産品を多く取り扱う。大手チェーンよりも個性的な商品ラインアップが魅力。規模は大手スーパーよりやや小さめで値段設定もやや高めな印象。

その他のスーパーマーケット

その他に海外大手のCostco(アメリカ)、地元密着型のHarris Farm Markets(シドニー)、Foodland(アデレード)、SPAR(ケアンズ)、Drakes(アデレード)、Romeo’s Retail Group(アデレード)、Friendly Grocer(ブリスベン)などがあります。

生鮮品なら断然ローカルマーケット

オーストラリアで新鮮な野菜果物、肉、魚介類が買いたい!と思ったらぜひローカルマーケット(市場)へ足を運んでみてください。スーパーマーケットのように日用品は揃いませんが、生鮮品の鮮度がピカイチ。また、翌日のマーケットがお休みだったりマーケットの遅めの時間に行くと見切り品など値段がかなり安く買えたりするのもマーケットの醍醐味。また、一般的に高級住宅エリアに位置するマーケットはオーガニックやナチュラル系の商品が多く値段も高い傾向にあり、地域柄が出ているのも面白いところです。旬のものを買いにぜひローカルマーケットへ。

スーパーマーケットの国内シェア

余談ですが、オーストラリア国内のスーパーマーケットのシェアはこんな感じで、65%を大手2社が、80%以上を4つのチェーンが占めている独占状態となっています。そのため特に大手2社のWoolworthsとColesがインフレに便乗した不当な値上げを行なっているという批判があります。

我が家はColes発祥のビクトリア州に住んでいるということもありColesが近所にあることが多くてColesを使っていたのですが、ここ数年流石に値上げの幅があまりに大きく家計を圧迫しているため、ディスカウント系スーパーのALDIに乗り換えようかと色々な商品を試してみているところです。ALDI派の友人たちがいうように、ALDIブランドの商品はけっこうレベルが高いのですよね。ただ、ALDI自体がオーストラリアの企業ではなく国産品の取り扱い数が大手2社より少ないのがなるべく国産ビジネスを応援したい私個人的には引っかかります。あとは、ローカルビジネスを応援したいく、地域のファームショップで野菜や果物を買っています。買い物は投票だといいますし、本当にそうなのですが、こうもインフレで物価が上がっていくと背に腹は変えられないという状況になってきてしまっているのが現状です。

オーストラリアの食料品の週平均コスト

ところで、皆さんは週にどれくらい食料品に使っているのでしょうか?我が家は3人家族で週に$250くらいなので若干高めらしいですが、おそらくALDIにしたら$180になりそうです(笑)。

Single person1 person$142
Couple only2 people$182
Single parent with children2-3 people$183
Couple with children4 people$254

Source: Finder Consumer Sentiment Tracker (August, 2024)
かなり詳しい政府のデータがありますので、興味のある方はこちらから。↓

https://www.abs.gov.au/statistics/economy/price-indexes-and-inflation/selected-living-cost-indexes-australia/latest-release

まとめ

ということで、今回はオーストラリアの4大スーパーマーケットについてまとめてみました。皆さんが普段買い物されるスーパーも入っていましたか?次回は目的別の買い物場所についても特集してみた良いと思っています。こんな情報が知りたい!というのがあればメルボルンガイドのInstagramアカウントよりぜひDMくださいね。 Yuri

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メルボルンガイド
在豪10年、オーストラリアの情報通。「今やりたいことをやる」をモットーにビクトリア州の山に暮らすアラフォーママ。Webマーケティングコンサル・ゲストハウス運営・情報サイト運営・不動産投資など、ライフステージに合わせた生き方を模索中。2016年からGoogle認定ローカルガイドとして活動。地元民目線のお勧め観光スポットやお店情報も発信していきます。
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