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ワーキングホリデー

豪州ワーキングホリデー制度って?

yuri
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オーストラリアのワーキングホリデー制度とは?

オーストラリアのワーキングホリデー制度は、18歳から30歳(日本国籍の場合)の若者が現地で働きながら旅行や生活を楽しむことができる特別なビザ制度で、31歳の誕生日を迎える前に申請を完了する必要があります。この制度は文化交流を目的としていて、最大1年間(条件を満たせば2年目、さらには3年目まで延長可能)滞在することができます。

ワーキングホリデー制度でできること

1,仕事ができる:滞在中、フルタイムまたはパートタイムで働くことが可能。

2,学ぶことができる:最大4か月間、学校やコースに通うことが可能。

3,自由に旅行できる:滞在中、自由にオーストラリア国内を移動可能。

日本人に人気のある理由の一つは、オーストラリアが治安が良く、自然や多文化的な環境が魅力的で、日本から時差もあまりないなどの理由が挙げられます。

ワーキングホリデーのメリット

1,英語力の向上:現地で生活し、働くことで英語力が実践的に磨かれます。語学学校だけでは学べないリアルな英語が身につきます。正直なところ、アメリカ英語教育を受けてきた日本人にはイギリス系英語のオージーイングリッシュは耳が慣れるまで聞き取れない時もありますが、義務教育の英語を英語圏で実践するのにまたとない機会です。

2,異文化体験:多国籍の人々と出会い、オーストラリア特有のライフスタイルや文化を体験できます。例えばバーベキュー文化やビーチライフなど。クイーンズランドなど年中暖かい地域の場合はのんびりとした夏時間が流れています。また、特にシドニーやメルボルンなどの都会では様々な国から来た移民が多様性を生み出していて、良い意味で自分の価値観が変わったり視野が広がったりするというのも良く聞きます。

3,キャリアの可能性が広がる:海外での経験や英語力が履歴書にプラスになり、帰国後の就職活動でアピールポイントになります。実際に、日本国内でインバウンド向けの英語ができる人の就職にワーキングホリデー経験者を歓迎している企業も増えてきている印象です。

4,自然の中でのリフレッシュ:グレートバリアリーフ、ウルル、ブルーマウンテンズなど、日本では味わえない壮大な自然に触れることができます。身近なところでブッシュウォークやハイキングなども楽しめ、自然が好きな人にはおすすめです。

5,自立心が身につく:初めての海外生活で、家探しや仕事探しなどを自分で行うことで大きな成長を実感できます。

ワーキングホリデーのデメリット

1,経済的な負担:渡航費や生活費、現地での住居費用など、まとまった資金が必要です。安定した収入を得られるまでは節約生活を求められることも。現在は2,3ヶ月働かなくてもお金に困らないように渡航費に余裕を持っておくのが安心です。

2,英語力の壁:英語力が低いと、初めは仕事探しや日常生活で苦労することがありますが、積極的に英語を使っていくことで徐々に耳も慣れてきます。がんばっていきましょう。

3,孤独を感じることがある:慣れない環境や文化の違いから、日本を恋しくなる瞬間も。特に最初の数か月はホームシックになる人も多いです。

4,仕事の選択肢が限られる:外国人としての雇用になるため、特に英語力が低い場合は選択肢が少なくなります。初めは主に飲食業やファームジョブなど、限られた職種に従事することが多いです。日本でも外国人が仕事を探すのが大変なように、オーストラリアではあなたが外国人として扱われます。日本食レストランでもほとんど多国籍で英語が必要なことが多く、日本語以外で自分の強みを活かせる仕事を探しましょう。

5,計画通りにいかないリスク:働きながら旅をする理想が思うようにいかない場合もあります。仕事が見つからなかったり、予算を超える出費があったりする可能性があるため、お金があることで心も余裕につながることも多く、渡航資金は余裕を持っておきましょう。

ワーキングホリデーの要件

オーストラリアでワーキングホリデー(サブクラス417)ビザを申請する際の主な要件を以下にまとめました。

1. 申請可能年齢:18歳以上30歳以下(申請時点)。※申請時に31歳の誕生日を迎えていないことが条件。

2. パスポート:有効な日本のパスポートを所持していること。

3. 資金証明:渡航時に十分な資金を持っていることを証明する必要があります。最低金額の目安:$5,000(約50万円)。資金証明として、銀行残高証明書を求められる場合があります。

因みに、オーストラリアの平均の月の支出はシングルの場合で$4000(約40万円)以上、4人家族が$8000(約80万円)ドルだそうです。ワーキングホリデーの場合は滞在期間が短いこともあり、通常の年間契約の賃貸物件が借りられないことが多いため、基本的にはシェアハウスに住むことになるケースがほとんどです。大都市の都心部でシェアハウスで一人部屋を借りる場合は週に350-400(約3万5000‐4万円)くらいを見ておいたほうが良いです。シェアルーム(2-4人で一部屋をシェアする)場合でも週に$250‐300(約2万5千‐3万円)くらいが最近の相場のようです。田舎のファームなどに行く場合$150-200(約1万5000‐2万円)でも借りられるそうですがその場合は車を購入する資金も念頭に入れておくのが良さそうです。

4. 健康状態:渡航前に健康診断をが必要な場合もあります。例えば特定の国からオーストラリアに渡航する場合や、長期間滞在する場合に適用。

5. 無犯罪証明:クリーンな犯罪歴が必要です。オーストラリアのビザ申請時には、犯罪歴がある場合は申告する必要があります。

6. 医療保険:オーストラリア滞在中、有効な健康保険に加入していることが推奨されます(現在のところ義務ではありません)。日本から出発前に海外旅行保険に加入しておくのが一般的です。

7. 初回申請であること:オーストラリアのワーキングホリデービザは、通常初回の申請時に他国でのワーキングホリデービザ経験は問われません。ただし、2年目・3年目の延長には一定の条件(農業や特定の仕事の経験)が必要です。

8. 滞在の目的:ビザの目的に合致する活動を行うこと。一時的な就労(雇用主ごとに最大6か月間)や文化交流が主な目的とされています。

9. 出発前のビザ発行:オーストラリアに入国する前にビザが発行されている必要があります。

注意事項ワーキングホリデービザの要件や規定は変更される場合があります。必ずオーストラリア内務省の公式ウェブサイトで最新情報を確認してください。

ワーキングホリデービザの申請ページ

以下の政府の公式ウェブサイトからワーキングホリデービザの申請ができます。要件もこちらから確認できます。基本的には特別にエージェントを使わなくても自分でGoogle翻訳やChatGPTなどを使って申請できます。

ビザ申請ページ/オーストラリア内務省公式サイト

最後に

オーストラリアのワーキングホリデーに来ている日本人の若者をおばちゃん目線で10年以上見ていますが、ワーキングホリデーに来ると決めて来ている人達の勇気とチャレンジ精神にはただただ尊敬しかありません。異国の地に住んで働く経験はきっと何物にも代えがたい有意義なものになると思います。たまに英語が全くできず滞在費用もあまり持ってこなかったためにお金が尽きて帰国する人をみますが、英語の基礎ができているとスムーズにお仕事が決まるケースが多いので、ぜひ日本で準備してきてください!オーストラリアでお待ちしています。Good luck!

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ABOUT ME
Yuri
Yuri
メルボルンガイド
在豪10年、オーストラリアの情報通。「今やりたいことをやる」をモットーにビクトリア州の山に暮らすアラフォーママ。Webマーケティングコンサル・ゲストハウス運営・情報サイト運営・不動産投資など、ライフステージに合わせた生き方を模索中。2016年からGoogle認定ローカルガイドとして活動。地元民目線のお勧め観光スポットやお店情報も発信していきます。
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