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世界一のカフェの街メルボルンとコーヒー

yuri
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メルボルンは世界一、人口あたりのカフェが多い

ビクトリア州の州都メルボルンは、人口当たりのカフェが最も多い街「カフェの街」として知られています。それもそのはず。朝起きたらまず1杯、オフィスについたら仕事前にカフェでまずは同僚とコーヒーを。メルボルンの街を歩いていると、ローストされたコーヒーの薫りが漂っていて、コーヒー好きでなくてもコーヒーを飲まずにはいられない気分になってくるから不思議。そんなメルボルンのコーヒー文化の歴史をちょっと一緒に紐解いてみませんか?

ー1950年代ー イタリア系移民がエスプレッソマシンと共に、イタリアの伝統的なエスプレッソコーヒーをメルボルンに持ち込み、エスプレッソバーが登場。特にメルボルンやシドニーでは、こうしたエスプレッソバーがコミュニティとして多くの人々に愛され、カフェ文化が浸透していきました。

ー1990年代以降ー オーストラリアのカフェ文化は「Third waves/ 第三の波」と呼ばれるコーヒー革命を迎えました。これは、コーヒーの品質や原産地、焙煎技術に対する関心が高まり、スペシャルティコーヒーが注目されるようになった時期です。バリスタの技術も向上し、カフェのメニューにはラテアートやシングルオリジンのコーヒーが加わるなど、より洗練されたものとなりました。

ー現在ー オーストラリアのカフェ文化は世界的にも評価されており、特にメルボルンは「カフェの街」として世界中からコーヒー愛好者が訪れる都市となっています。地元産の食材を使ったブランチメニューや、独自のスタイルを持つカフェが多く存在し、コーヒー文化が日常生活に深く根付いています。

メルボルンのイタリア系移民が持ち込んだエスプレッソスから始まったオーストラリアのコーヒー文化。今でも、メルボルンのCarlton/カールトンというエリアは、イタリア街として長年メルボルンのイタリア系コーヒー文化を支えてきた歴史を垣間見ることができます。現在ではイタリア系以外のカフェのほうが多く、近年は日本のカフェブームも起きています。コーヒーと共にローカライズし成長してきた街で、のんびり歩きながらカフェ巡りを楽しんでみてください。

因みにこちらがメルボルンのコーヒー文化の始まりと言われる、老舗イタリア系コーヒースタンドカフェ Pellegrini’s Espresso Bar/ペレグリニズエスプレッソバー  

住所:66 Bourke St, Melbourne VIC 3000

Pellegrini’s Espresso Bar 

エスプレッソコーヒーはもちろん

飾らない素朴なイタリア料理も人気。

因みに私自身はコーヒーがそこまで好きではなかったのですが、メルボルンに住んでいるうちにコーヒー中毒化してしまい、今では毎朝眠い目を擦りながらエスプレッソマシーンの電源を入れ、一杯のコーヒーを淹れ、カフェインで目を覚ましてから朝が始まります。人って環境で変わるものですね(笑)。

オーストラリアのコーヒーが自宅で淹れられる?

ところで、コーヒー通の皆さんはお家でどのエスプレッソマシーンをお使いなのでしょう?

我が家はネスプレッソのエスプレッソマシーンから始まって、今まで3代のエスプレッソマシーンを使ってきました。ここ1年は家庭用の本格エスプレッソマシーン/バリスタマシーンを使っています。豆もその場で挽いてミルクも好きなように泡立てられるので、カフェに行く回数が激減しました。自分にはラテを、4歳の娘にはベビチーノ(泡立てたミルクの上にチョコパウダーをかけたもの)、夫にはロングブラック(ブラックコーヒー)を作っています。

朝起きたらまず一杯のコーヒー。大好きなこのエスプレッソマシーン。Brevilleはカフェ文化盛んなオーストラリア・シドニー発祥のキッチン家電ブランド。特にこの機種は豆から自宅で挽きたいコーヒー好きの間で家庭用エスプレッソマシーンとしてオーストラリアでも人気のものです。因みに同じバリスタマシーンが日本でも手に入れられるそうです!

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我が家のエスプレッソマシーンの歴史…。初代はおなじみネスプレッソのDe’Longhi/デロンギエスプレッソマシーン。ラテが淹れられるミルクの泡だても可能なタイプでした。ネスプレッソシリーズの100種類くらいのカプセル豆を試してみて、バランスの良い「コロンビア」がお気に入りでした。ただ、コーヒーの量が少ないのとミルクのフォームがイマイチで、2代目は挽いた豆から淹れる手軽なBreville/ブラビルの手軽なエスプレッソマシーンに乗り換えました。2代目を2年使った後に、やっぱりコーヒーは挽きたての豆から淹れてみたいなというのと、繊細な泡で作ったラテを自宅で飲みたいと思い、3代目のBreville ブレビル BES870XL バリスタ エスプレッソマシンに乗り換えた経緯があります。

このバリスタマシーンは メンテナンスもそこまでいらず、家庭用としては十分すぎるクオリティです。家のバリスタマシーンで好きな豆で挽きたてのコーヒー&好きなスチーム具合のミルクで淹れる方が断然好みの味にできるので、カフェいらずです(ある意味さみしいけど)。

因みに、オーストラリアの家庭用バリスタマシーンは、オーストラリア国産メーカーBreville/ブレビル派とイタリアメーカーDe’Longhi/デロンギ派に二分されます。私はなるべく国産メーカー品を買いたいので我が家のキッチン家電はBreville/ブレビルがメインです。 我が家は断然国産メーカーBreville派で、スロークッカー、トースター、ケトルも長年愛用しています♡品質もよく長持ちするので今のところ満足しています。イタリアのエスプレッソよりもオーストラリアっぽいコーヒーが作れる気がしていますが、気のせいかしら?(笑)また今度、初代と2代目のエスプレッソマシーンもご紹介できればと思います。

あ、一応メンテナンスについても書いておきますね。一日コーヒー2,3杯入れる場合で、1.5-2ヶ月に1回程度のクリーニング(タブレットや液体洗浄剤を入れてクリーニング)をする感じです。水のフィルターは1年半使ってまだ換えたことはないです。あとはスチームでミルク作るなら毎回ノズルを軽く洗います。バリスタでもなんでもない素人の私が慣れるまでに1ヶ月くらいかかったけど、今ではバリスタみたいに?ササッとコーヒーを淹れれるようになりました。 思えば、この10年で一番生活を豊かにしてくれた愛用品、自分へのご褒美に買ってみて良かったです。Breville ブレビル BES870XL バリスタ エスプレッソマシン

そういえば、メルボルンでは環境配慮からマイコーヒーカップ持参する人が多くて、私もオーストラリアのメーカーのガラス製のマイコーヒーカップを持っていますが、皆さんはどんなカップでコーヒーを飲まれていますか?そもそもコーヒー豆はどんなものがお好みですか?ミルクは牛乳?投入?アーモンド?オーツ??砂糖は淹れる派? …コーヒーに関する話題で何個も記事がかけそうな気がしています。コーヒー好きにおすすめのカフェなんかも紹介したいですね。

最後まで読んでいただきありがとうございます。ぜひまたオーストラリアガイドを覗きにきてくださいね。Yuri

ABOUT ME
Yuri
Yuri
メルボルンガイド
在豪10年、オーストラリアの情報通。「今やりたいことをやる」をモットーにビクトリア州の山に暮らすアラフォーママ。Webマーケティングコンサル・ゲストハウス運営・情報サイト運営・不動産投資など、ライフステージに合わせた生き方を模索中。2016年からGoogle認定ローカルガイドとして活動。地元民目線のお勧め観光スポットやお店情報も発信していきます。
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